第8回やちよ農と食の学び舎:「先進地視察研修会」
平成27年6月20日(土)

■第一部:酪農+野菜+稲作=正孝流農業のやり方

搾乳50頭、育成30頭の酪農業を中心に、3haの畑では牛の飼料を生産、併せて直売用の野菜を作り、加工品にも展開して販売している高橋正孝さんの酪農業。
家族経営で育まれる、「安心安全で、美味しい」酪農業のやり方を研修させて頂きました。

飼料生産を中心にしながらも、無駄のない作付計画と、圃場作業効率の良い作付管理で農作物を生産。
『野菜づくりは、子育てと同じ。丈夫に良く育つよう、絶えず目配りしながら育てています。』
ハウス内のトマト、路地の茄子などが整然と並び、たくましく美しく育っています。

また、「家族」のチームワークの良さが秘訣なのでしょう。
夫婦仲の良い共同作業、子ども家族との分担。
家族で出来る範囲で充実した酪農業を営むことの醍醐味を教わりました。

『農業の向上のためには、農家が互いに圃場をオープンにし、良いところを取り入れ合い、課題は互いに研究し合う姿勢が大切です』と正孝さんは言います。
参加者からの質問にも丁寧に答えてくださいました。『自分の圃場でも試してみます!』との笑顔がたくさん見られ、貴重な機会となりました。

■ 第二部:お魚さばき方教室

髙橋正孝さんの菜園と直売所の後、マイクロバスは東葉高速緑が丘北側の開発状況を視察しながら船橋地方卸売市場へ。

海産物などの専門店を見学の後、それぞれお気に入りの食堂を見つけて朝食。海鮮丼、銀鱈の煮つけなどが大人気。

市場から海の方へ15分ほど行くと、船橋漁港。
お魚のさばき方教室は漁港の浜問屋ダイサン、小型漁船が停泊している河岸(かし)に面した魚の加工場で実習です。
教えてくれるのは、包丁一本腕に自慢の河岸の調理師、斎藤さん。

本日の魚は2,3日時化が続いたので、鱸の水揚げがなく、急きょ築地から取り寄せたイナダ。
イナダは出世魚 関東は わかし イナダ 鰤 関西では ツバス ハマチ 鰤と呼ばれ特に冬の鰤は寒ブリとして、なじみの魚。

テーブルには一人ずつ、まな板 洗いかご 歯ブラシ バットがきちんとおかれ、持参した包丁や出刃包丁を取り出し用意万端。

まず斎藤先生が手ほどきした後、めいめいイナダと格闘。 エラを切り離した後冷たい水の中で、魚の汚れや血合いを洗うのに歯ブラシを使ったのにはびっくり。

三枚におろし、皮を引いてお造り 煮つけ用の切り身 アラ に分けられた。
自己流でさばいていた人、一度も待つごとの魚をさばいたことのない人、一生懸命にイナダと格闘。

お造りはその場で、みょうが、分葱を添えていただき、自分で作った新鮮な味を堪能。
お持ち帰りは、鯵とシジミをいただいて、大満足のお魚さばき方教室でした。